【半導体】半導体、液晶、有機EL、違いが分かりますか、これだけは知っておきたい基礎キーワード
週刊エコノミスト6/13号「有機EL半導体バブル」読みました。
ここでは、先に書いた有機ELとは別に半導体産業の動きについて考えていきたいと思います。
^SOX Interactive Stock Chart | PHLX Semiconductor Stock - Yahoo Finance
2017年3月に16年半ぶりの1000を突破し、ITバブル2000年以来の水準となりました。
しかし、今回はまだまだ勢いは続くように感じます。その理由をいくつか後述します。
現在、DRAM・NANDメモリーはともに価格が上昇を続けています。DRAMは読み書きが高速、電源を切ると情報が消えるメモリ、NANDは読み書きは遅いが、電源が切れても情報が切れないメモリです。さすがにスマートフォンやパソコン市場の需要は減っているようですが、今話題になっているのは、データセンターサーバーの記憶装置がハードディスク(HDD)からNANDフラッシュメモリにどんどん替えられています。理由は簡単で容量が増え続けている流れに対応するためです。(2016.10.25号週刊エコノミストにも詳しく載っているようです。)
また最近はIoTのキーワードをはじめ、自動運転、AI関連でも半導体は必須になり、半導体関連企業もどの方向へ進んでいくべきなのかを模索しているようですね。
米インテル
2017年3月 先進運転支援システムの画像処理用半導体チップを扱うモービルアイを153億ドルで買収。
ウエハーを扱う2強、ウエハーはメモリ価格の高騰に続く世に価格の引き上げが見られる。
ディスコ
チップの切断装置を扱う。消耗品のため半導体業界の伸びは業績安定につながる。
NANDフラッシュの積層化に力を入れている。価格の高騰しているNANDフラッシュメモリに付加価値を付けている。
米ICインサイツという半導体市場を調査してる企業によると、
2017年、年初5%成長を予想していましたが、4月には11%に情報修正してきています。また台湾TSMC、エヌビディアも伸びが大きそうなので、また個別に追っていきます。
取り急ぎ、よしなに。